オススメ本を紹介したいと思います。
斎藤一人さんの新刊です。
こちら。
はいどん。
まぁなんというか、タイトルのとおり不思議な本です(笑)
そんな不思議な本なんですが、とても印象に残るエピソードが
書かれていました。
重度の障害者を介助するお仕事をされている青年のお話です。
重度の障害者の子どもたちは、その青年がいくらごはんの食べ方を
教えても手づかみで食べてしまうそうです。
お箸やスプーンを使って食べるという、健常者なら当たり前の
ことが、その障害者の子たちはできずに、
青年はいつもイライラしていました。
あるとき、自分よりも若いスタッフが入ってきました。
そのスタッフは、いきなり来たのに障害者の子たちにうまく
ごはんが食べられるように教えられていました。
自分はなかなかできないのに、いきなりきた女の子が
食事でもなんでもうまく教えている。
おそらく青年はとても落ち込んだことでしょう。
そんなときに一人さんに出逢って、アドバイスをもらうように
なったそうなんです。
そして青年はあるとき、ハッと気がつきます。
自分はこの仕事をもう何年も(イライラしながらも)
ずっとガマンしてやってきた。
でも違った。
ガマンしていたのは自分じゃない。
この子たち(障害者)が未熟なオレにガマンしてくれていたんだ。
その瞬間青年は「心が震えた」と本には書かれています。
青年は、それに気づいてから、未熟な自分につきあってくれている
子どもたちのために一生懸命働きたいと思うようになったそうです。
というようなエピソードが綴られていました。
それでボク自身、自己を省みてみました。
自分がガマンしていることって、ホントは相手がガマンしてくれて
いるんじゃないだろうか?
自分がイライラしていることって、ホントは相手にイライラ
させているんじゃないだろうか?
自分が待っていることって、ホントは相手が待ってくれて
いるんじゃないだろうか?
何だか、思い当たるふしがありまくりです(反省)
そう思うと、こんな未熟のボクにつきあってくれている
たくさんの方の存在のありがたさに気づきます。
その方たちのためにも自分は、1秒でも速く、たくさん成長できるよう
努力を重ねて行きたいと思いました。
もっと素晴らしいはずの自分と、そして一緒に待ってくれている
人たちのもとへ。
1秒でも速く辿り着けるように。
行動を積み重ねて行きたいと思います。