以前から読もう読もうと思って、読めていない本があります。
人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない
このアメブロを運営している、サイバーエージェントの社長、
藤田晋さんと、出版社の幻冬舎代表の見城徹さんの共著。
このおふたりの共著は2度目で、前作は拝見させていただきました。
なぜ今日この本を紹介しようと思ったかというと、この本のタイトルが
本当に的を射ていると思ったからです。
人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、
がっかりするほど見ていなくはない
このことは、ブログを書きつづけたり、HPを運営しつづけることにも
かなり当てはまっています。
例えば、ブログを書きはじめたのはいいものの、しばらくすると
続かなくなることは、けっこうあります。
これは多くの方が「書くネタ」がなくなるからか、「めんどくさい」と
感じるようになるかのどちらかだと思います。
しかしその根底にあるのは、
思ったようなレスポンス(反応)がないから
だと思います。
ブログを書いても何の反応もないと、手応えを感じられません。
そうすると、だんだんとモチベーションが下がってきてしまうのです。
けれどそんなときに、もう一度、先ほどのタイトルを思い出してください。
人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、
がっかりするほど見ていなくはない
特にブログにはじめて取り組む方などは、芸能人のブログのように、
自分も記事を書けばたくさんのコメントがあると思いがちです。
でも、実際はそんなことはありません。
ほとんどコメントがつくことはありません。
よほど有名人か、よほどアクセスがない限りはなかなか
コメントがつくことはありません。
そこがギャップだと思うんです。
自分が期待していたほどの反響が得られない
というギャップです。
けれどそこで止めないで欲しいんです。
たしかに反応は少ないかもしれませんが、まったく読まれて
いないというワケではありません。
読まれていることは確かなんです。
誰も読んでくれていないということはありえません。
たしかに期待したほどの反響は得られていないかもしれませんが、
まったくがっかりするほどの状況ではありません。
必ずあなたの記事を読んでくれている方はいます。
それを信じて、書きつづけてください。
そして昨日より今日、今日より明日、より読者の方に
役立てる記事が書けるよう書きつづけてください。
実際にボクの知り合いのコンサルタントの方に伺ったことがあります。
ご自身の無料メルマガを3年間読みつづけて、ついにご入会なさり、
コンサルティングを受けられた方がおられたそうです。
ちなみにそのコンサルタントの方は、もう5年以上は毎週同じペースで
メルマガを書きつづけておられます。
もし、反応がないからと思ってこの方がメルマガを書くのをやめていたら、
そのクライアントさんとは出逢えなかったかもしれません。(かなりの確率で)
書きつづけたからこそ、出逢えた人がいる。
このようなことが実際に起こっているんです。
人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、
がっかりするほど見ていなくはない
この言葉を聞くと、まだ出逢えていない未来のお客さんに向けて
役立てる情報を発信しつづけるパワーがもらえます。