カルチャースクールの集客においても、
「変化しつづける」ことが大事だというお話です。
ヒントをくださったのは、横浜市の綱島という所で
天然酵母を使ったパン教室をなさっている高橋さん。
天然酵母のパン教室でありながら、先日のブログでは
うどんを作ったと書かれていました。

子ども向けの食育学の一環だそうです。
さてさて、ボクは大学時代に飲食店でアルバイトしていました。
夏の時期って、実はケーキ類って売れなくなるんです。
お客さん的に暑くて、生クリームがイヤなようです。
逆にこの時期に売れ筋になるのは、アイスの乗った
ワッフルでした。
また季節に応じたメニューなどもありました。
例えばスムージー。
季節限定メニューなので、売れ行きはよかったです。
それから、コーヒーなどのドリンク類はホットよりも
アイスがよく出ました。
何が言いたいかというと、
季節に合わせた講座やカリキュラムを企画すると、
集客しやすくなるということです。
例えば、先ほどの高橋さんのパン教室では”夏らしく”うどん作りの
カリキュラムを組み込まれていました。
パン教室やお料理教室などは、季節感のあるメニューを
作るようにするといいと思います。
また、革製品を作るレザークラフト教室であればどうでしょう?
レザー製品はファッションアイテムの一部ですから、白とか明るい色の
編み込みのバッグを作ってみるのはいいかもしれません。
完成までに時間がかかりますから、5月ごろから取りかかり
始めると夏に間に合うんじゃないでしょうか。
音楽教室はどうでしょう?
音って不思議で、音で季節感を表現できますよね。
「あ、これ夏っぽい」
そんな曲を課題曲にしてみるとか。
これらは、突き詰めると時代の変化とともにスクールも
変化して行かなければいけないということです。
やはり同じレッスンや同じメニューばかりを作るのは
飽きてしまいますからね。
長く通いつづけてもらうためには、生徒さんを飽きさせない
レッスンを提供しなくてはいけません。
そのためには、つねに変わりつづけて行かなくては
いけないと思います。
そして変わりつづけるためには、先生ご自身がつねに
新しいものに触れ、新しいものを吸収して行かなくてはいけません。
その積み重ねがやがて、先生ご自身の魅力となり、その魅力が
多くの生徒さんを惹きつけることとなるはずです。