「長い目でみたら」というお話です。
このブログでは、日頃キャッチコピーや文章術など、
売上げを伸ばすテクニックをお伝えすることがあります。
そうしたテクニックは、読み手の欲求を喚起し、反応を高め、
売上げを伸ばす大きな要因となってくれます。
しかし「策士、策に溺れる」ことがあってはなりません。
キャッチコピーやセールスレターによって売上げを伸ばすことが
できたとしても、
そこにウソがあったり、誇張があってはいけません。
それは一時的に売上げを伸ばしても、結局、お客さんからの
満足が得られなければお客さんは離れて行ってしまいます。
目先の利益のために、長期的な利益を失うこともあると思います。
商売というのは、長距離走です。
どっかの悪どい商品を売り逃げするならまだしも、
ずっとお客さんと信頼関係を結びながら営んで行くものです。
であるなら今やっていること、これからやろうとすることが
短期的に効果が得られるのか?
ということと同時に、
長期的にも効果があるのか?
というより、
長期的にデメリットになるようなことはないのか?
ということも同時に考えておいたほうがいいと思います。
先日「リスク」をはじめに考えておくと、行動しやすくなる、
というお話をしました。
https://highcommunication.jp/2012/06/post-88.html
何事においても、「リスク」の中には
長い目で見たら、いいことなのか?
という項目を並べておいて欲しいと思います。
短期的な売上げというミクロの視点
そして同時に求められる
長期的な売上げというマクロの視点
この真逆の視点を自分の中に持っておくことは、
経営において大事なんじゃないかと思いました。