ホームページを使った生徒募集法

ホームページ制作では、デザインイメージを制作者とクライアントが共有させることが重要です。そのためにイメージに近い、実際のサイトを見せたりします。例えば高級なイメージということでコンラッド東京のサイトを教えていただいたりしました。そこで興味深かったのは、高級感やオシャレ感を出すためのデザインとしては人の気配を出さないほうがいいということです。

今回は、書道教室がホームページを使って生徒募集に成功している事例をご紹介します。カルチャー教室とひと口に言っても、対象が小学生など学生さんの場合、親御さんが求められるのは、単に技能の向上だけでなくしつけや礼儀といった教育的要素も含まれます。そういったことをキャッチコピーなどで表現できると反応率が高まります。

生徒募集は、インターネットがいいのでしょうか？それともチラシでしょうか？それを判断するうえで役立つデータをご紹介したいと思います。電通が発刊している「日本の広告費」という刊行物に非常に興味深いデータがあります。

「生徒の声」を集めることは、さまざまな利点があります。まず、ご自身のカルチャー教室が、なぜ生徒の方々から選ばれているか？という「独自の強み」を知ることができます。それをホームページで大々的にPRしていくことで、生徒募集に加速をつけることができます。また、生徒の方からの温かい言葉には勇気と自信をもらうことができます。

ホームページには、どんな内容を書けばいいでしょう？という質問をよくいただきます。シンプルに答えるなら、お客さんが「知りたいこと」と言えます。具体的には、ウチのスクールに来るとこんなコトができるようになるよ、こんなのが作れるようになるよ、こんなに楽しく学べるよ、といった「理想的な未来」であると言えます。

カルチャー教室むけ、ホームページを使った集客法において、いきなり「生徒募集」と打ち出すよりも、先に一度「体験レッスン」に参加してもらうための集客をすることで結果的に生徒増に結びつくことがあります。あなたの教室に興味がある方にとって、実際にレッスンを体験できるということはとてもありがたいです。そして直接会って、話したりレッスンしたりすることで信頼性がより高まり、入会に結びつきやすくなります。