前回、ピアノ教室のネット集客は、まず体験レッスンへの参加を促すことに注力しましょうとお伝えしました。
そこで、ホームページで体験レッスンを集客する際のポイントをお伝えします。
トップページを体験レッスン案内のページにする
一般的にホームページで一番アクセスが集まるのがトップページだと言われています。
ですので、もっとも多くの方に見られるトップページで体験レッスンの案内をすることが望ましいと考えています。
ピアノ教室さんのホームページで「体験レッスン」のページを作成しておられるケースも見受けられます。
もちろん、そのようなページがあるに越したことはありません。
しかし僕はトップページで、体験レッスンの案内をしてしまうほうがよいと考えています。
トップページで体験レッスンを集客すべき理由
ユーザーがトップページを見て、さらに詳しい情報を探して下層ページに移動する割合はどれくらいだと思いますか?
例えばトップページを見て、教室の場所を知りたいと思って「アクセス」のページに移動するとします。
そのトップページからアクセスのページへ移動する割合はどれくらいでしょうか?
これは統計が出ていまして、トップページから下層ページへ移動する割合は2〜3割だと言われています。
地域ビジネスのアクセス数のめやす
地域性のあるビジネスは、商圏が限られます。
そのため「見込みの高いアクセス」というのは、先生の教室に通えるエリアにお住まいの方に限定されてきます。
ですので、地域ビジネスのホームページというのは、そんなに多くのアクセスが集まらない傾向にあります。
見方を変えれば、見込みの高いアクセスが集まっていれば、それほどたくさん集める必要もないと考えています。
ですから僕は、地域ビジネスの場合1日30アクセス(ユニークユーザー)をめやすとしています。
ちなみに、僕のクライアントさんのピアノ教室さんは、1日30人も満たないアクセスで毎月コンスタントに生徒さんを集めています。
それらを踏まえますと、もっともたくさんアクセスが集まるトップページで体験レッスンの集客をしないと、体験レッスンがあることにすら気づかれないことが考えられます。
いくら下層ページで体験レッスンについて詳しく紹介していたとしても、そのページを見られなければ、それは存在していないことと同じになってしまいます。
以上の理由から、体験レッスンの案内はトップページで行なうことをオススメしています。